速度超過②

『速度超過①』の続きである。

(といっても、①からだいぶ時間が経ってしまった。

誠に申し訳ない。)

国沢氏は、

『「あおり運転はあおられる方にも原因がある」

と書いたら反発された~』

という追加記事にて説明をしているが、

これらを踏まえて私の意見を述べたい。



まずは国沢氏の記事に対して

反感を持った人の多くはあおられた経験があるだろう。

というよりも夜中に運転をすれば、

そういった経験は誰もがしているだろう。

制限速度を守っていてあおられるのだから、たまったものではない。

ルールを守っていても不愉快で危険な目にあわされるのだ。

ここでいう制限速度を守るというのは決して遅く走行するわけではない。

制限速度の上限まで出して走行するという意味だ。

川沿いの堤防道路の多くは40km規制が多い。

こういった場所を40kmで走行すればやはりあおられる。

あおってくる人間の心理は完全に理解はできないが、

こういう人間は無知が多い。

あおる前に勝手に追い越していけばいいのだ。

速度違反は他人にまで強要するのに

はみ出し追い越し禁止違反はできない。

自分だけ危険な目に会えばいいのに、

それをせずにルールを守る前車に危険を強要する。

やはりこういった人間に理解を示すことはできない。

厳しく罰するべきだ。

国沢氏に言いたい。

私は制限速度は守っている、

もちろんゆっくり走っているわけでもない。

それでもあおられるのが現実だ。

あおられる方に原因がある、とするのは

やはり乱暴な意見であると言わざるを得ない。



例に出した堤防の道路などでは

40km規制が多いのだが、

これが引き上げられることはないだろう。

なぜなら事故が起きた場合に

警察が責任を問われることを恐れるからだ。

所詮、この国の交通行政は

責任逃れの応酬だけでできている。

教習所という業界で勤めていれば

いやというほど思い知らされる。

さて教習所で技能教習をしていたころを思いだせば、

教習車でもよくあおられたものだ。

片側一車線の道路の場合でも、

片側二車線の追い越し車線にいて

あおられることもある。

たしかに教習所は明らかに運転技量のない者を

無理やり仮免許を与え、外に出している。

組織犯罪だ。

しかし路上教習であおられる場合の多くは、

極端に下手な教習生の場合より、

ある程度のペースで走行できる者の場合の方が多いのだ。

これはあまりに下手すぎる教習生の場合、

一般ドライバーが、かえって警戒するので

車間距離を取ることが多い。

その一方で、教習生の中でも

数少ないが、ある程度のペースで走行できたり、

あるいは免許の失効や取り消しで再度取得に

教習所に通うものもいる。

実はこういう人たちの方があおられる機会が多い。

理由は制限速度に合わせてしっかり走行するから。

ルールを守って悪意を受ける。

この現実の中で、理由や前後関係を

考慮しても、あおり運転を

された方の責任と考えることは難しい。



さらにあおり運転をする人間の欲求は

もっと早い速度で走行したいというものだ。

前述のように、制限速度を

超えることを他人に強要しているわけだ。

こういう人間たちは40km規制の道路でも

「みんな速度オーバーして走ってるでしょ」や

「流れはみんなもっと早いでしょ」とあいまいな

根拠のない自己肯定をする。

とんでもないことだ、言っていることは

基準値に達しない量の飲酒なら

運転してもよいと言っているのと同じだ。

こいつらは一度、裁判所に行くことをお勧めする。

交通事故で起訴された人の裁判を傍聴すればよい。

多くの場合、飲酒や速度違反が

事故の原因のものが多い。

例えば40km規制の道路で

時速65kmで走行して事故を

起こした人がいたとしよう。

違反としては25kmの速度超過である。

裁判で、この道路は40km規制ですが

一般的には50km出すドライバーが多いので

あなたは15kmしか速度超過していません、

などと裁判官や検事が言ってくれるのだろうか?

もちろんノーだ。

味方である弁護士であってもこんなバカげたことは言わない。

事故を起こせばこうなるのに、

こんなリスクを、ルールを守っている人に

速度超過を強要するあおり運転はそれだけで犯罪だ。

さらには後ろから、くっ付かれるほど

万が一の場合に事故の危険性が増すので

速度を落として安定させなければない。

速度を上げるなんて逆にできないことなのだ。

ETCレーンから侵入するときに

あらかじめ速度を落とすのと同じだ。



追い越し車線に居座るなという意見がある。

もっともだ。

そもそも追い越し車線は、

一時的に追い越しに利用するもので

理由なく走行し続ける場所ではない。

そこで制限速度を下回る速度で

居座っては迷惑というものだ。

これは大いに理解できる。

しかし追い越し車線を制限速度を

超えて走行する車両がいるからこそ、

追い越し車線にいなければならないケースもある。

一般道路において右折したいので

追い越し車線に入りたいとしよう。

しかし追い越し車線は

制限速度を超える車両が数多く走行してるので

後続車がいないうちに早めに

追い越し車線に進路変更しておくしかない。

もちろん制限速度の上限に

合わせているが後続車にあおられる。

技能教習の際も、こういった理由で右折したいときは

かなり早いうちから進路変更させていた。

制限速度を超える車が多いので仕方がなかった。

教習車で制限速度を超えることはできない。

その中で進路変更をすることはできないので

早めに追い越し車線に入っておくしかないのだ。

これであおられて、あおられる方に原因があるとは

さすがに言ってほしくはない。

高速道路でも同様だ。

自動車専用道路は右側に出口がある場合が多い。

一般道路の右折と同様の理由で早めに、

右側車線に入っておくしかないのだ。

皆が速度を守ってくれればと思うこと、

実行してあおられる方が原因なのか?



制限速度を理由もなく大きく下回って

走行し続けることは間違いなく迷惑行為だ。

道を譲るなどの後続車への配慮が必要だ。

しかし私の知る限り、そうでもないのにあおられることが多い。

あおり運転の根本となっているのは、

やはり「取り締まり」で述べたように

警察にあるのではないかと思う。

しかし、自動車の運転は人間がするもの。

様々な人や車種が行き交う道路で

制限速度を守ることは当たり前だが

発進、加速などの全体のペースを

合わせることはできない。

やはりしっかりルールを守るという基本と、

譲り合うという精神が必要だが

今のドライバーにそれを求めるのは難しい。

なぜならルールが分かってないのだから・・・

こんな議論をしていると

自動運転の方がいいのかな、

と本気で思ってしまう昨今なのだ。

 

 

 



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