二輪技能教習の現実

現在も現場で頑張っている

元同僚たちに配慮すると

今から述べる内容は少し書きにくい。

しかし、本ブログは教習所腐敗の

実態を世間に知ってもらうという

志からスタートしているので

何も隠さず書いていこう。

 



自動二輪免許に係る技能教習についてである。

これまで述べてきたように自動二輪の技能教習は指導員1名につき

複数の教習生を受け持つことができるのが最大のメリットである。

技能教習開始時、教習生たちはほとんどの場合

二輪車が置いてある車庫に集まる。

最近ではヘルメットまで貸し出す教習所も多い。

個人的にはこれぐらいは心構えとして自分で購入した方がいいと思うが

まあ荷物にもなるので仕方ないのであろう。

二輪車の車庫おいて教習生は基本的にゼッケンを身に付ける。

(ない教習所もあるかもしれない)

ヘルメットをかぶってしまえば

教習生の顔は見えない。

教習生を複数担当する場合、

指導員はゼッケンで識別するしかない。

そのあと二輪乗車前に簡単な準備体操を実施する。

ラジオ体操をするわけでないが

体の各部をほぐし、伸ばしたりする。

寒い冬場でも丁寧にストレッチをすれば

案外体が温まることを私は学んだ。

(最近の教習生は真面目さというか、

ひたむきさに欠けるものが多い。

この準備体操もおろそかになっている

教習所も多い。

これを真面目にやっている

教習所はやはりいい教習所だと思う。)



さて二輪の技能教習は四輪のそれと違って

教習生の運転に指導員が同乗することはできない。

そもそも自動二輪は1人より後ろに人を乗せて運転する方がはるかに難しい。

それゆえに四輪と違って同乗してコースを指示するわけにはいかず

教習生にコース順路を把握してもらう必要がある。

(実際には間違えて走行しまくっているが)

ではコース順路を覚えてもらうために、

指導員はどのような方法を選択するのだろうか?

最も効果的かつ教習をスムーズに進ませるのは

やはりコース図で事前にある程度覚えてきてもらうことである。

二輪の場合、卒業検定の際も

コースを覚えて走行してもらうために普段からこうしたことをしておくとよい。

他には教習開始直後に指導員の運転するバイクに追従しコースを理解する方法もある。

これもよくある手法だ。

最後にまだ不慣れな教習生や新たな課題を実施する教習生に対して

とく取られる方法だが、指導員の運転する二輪車に同乗して

模範走行を見るというものだ。

その時の状況や教習の進度から指導員は方法を選択するが、

指導員の運転に同乗する方法は案外、意味がない。

これは指導員の後ろからでは前はあまり見えないし。

教習生は指導員のバンク(傾けること)させる模範運転に対し

必死で同乗しているのであまり言葉を聞いたり、コースを覚える余裕はないのだ。

私も現役で指導していたとき、

この方法が最も教習生の技術面も

コース順路も理解度が低いと感じていた。

一緒に乗って後ろから見ても

指導員の身のこなしは見えないのだから当然だ。

にもかかわらずこの方法を二輪指導員は好んで使うものが多い。

理由は二つ。

1つは自分の運転技量を教習生に

分かりやすく見せたいという自己満足。

もう1つは相手が女性の時に合理的な理由で

体を密着させることができるという下心だ。

私も現場にいたとき、

明らかに教習生が女性の場合に同乗指導を好んで

実施する指導員がいたことを覚えている。

あまりに露骨だったので、

周囲からは話題になったが、

決して問題になることではない。

熱心に指導していると言われればそれまでだ。

実は二輪の技能教習は

このような下心を秘めた指導員が多いのも事実だ。

このご時世だ、指導員も警戒して自重しているだろうが、

二輪免許をこれから取得しようと考えている方は

ぜひ気にして見てほしい。

 



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