金利

おかげさまで忙しくさせてもらっている。

なんと一か月以上更新をできずにいた。

忘れ去られてしまうのではないかと

思って心配はしていたが

更新できない間も非常に多くのアクセスを

頂き本当に感謝をしている。

最近は少し時間に余裕を

持てるようになってきたので

この機会に更新のペースを上げていきたい。

 



平成31年を迎えて親戚の子供にお年玉を渡す、、、

と言いたいところだが親戚で私だけが忙しく

かなり遅れてお年玉を渡すことになった。

親戚の子供からはお礼の言葉と共に

悪気なく「遅れたから金利も」などと

冗談も言われた。

(冗談ではなかったかも)

金利という言葉を聞いて、

私は不思議な気持ちになった。

正確に言えば嫌なことを思い出した、

というのが正しい。

教習所という業界に金利なんて難しい言葉は

縁がないように思われるかもしれないが

実はある時にだけ口にする。

お客さんの前では手数料と言う場合が

ほとんどであったが。

もうお分かりであろうが、

お客さんが入校の申し込みの際に

料金をローンで支払う場合に出てくるのだ。

私も教習所に勤めていたころ、

よく受付の業務の応援に回ることがあった。

改めて違う機会に述べるが、

私のように指導員のオッサンが

受付の業務に回る教習所の内情は

大変醜いもので、

わたしはそのような教習所はお勧めできない。

本題に戻るが、受付の業務で

最も時間がかかるものが入校の受付である。

私もこれは苦手だった。

何よりしっかりしていない教習所は

付け焼刃の営業ばかりするので

入校プランが無数に増えていく。

職員自体が何を案内していいか混乱していた。

後でトラブルにつながることも多い。



 その中でも私が最も嫌だったのが

ローンの取り扱いだ。

 何がイヤなのかと言えば色々ある。

まずはローン用紙に記入してもらうのが

大変に面倒だ。

書き方も分からない部分がよくある。

そのためにさらに受付の時間が長くなり他の業務を圧迫する。

そして保証人を付ける場合(ほとんど)用紙を

持って帰ってもらい後日に

提出してもらうために、

そのときに担当した者が不在であったり、

接客中だと間違いが起きやすい。

そしてもちろん時間もかかる。

そしてローンの取り扱いで一番嫌な理由は

審査が通らなかった場合

なぜかこちらが怒られる(笑)

審査しているのは私ではない。理不尽だ。

しかし審査が通らなかった場合、

当然支払いができないわけで

入校は取りやめになる。

これまで一生懸命、お客さんに向かって説明してきたことは全て無駄になる。

お客さんにとっても我々にとっても時間の無駄というやつだ。

そしてお客さんの心も

少なからず傷つくことだろう。

しかしこれには特に対策がない。

運転免許を取得しようと

来校したお客さんに説明をせずに、

いきなり「お金ありますか?ローンは通りそうですか?」

などと聞けるはずがない。

かなり失礼なことを申し上げるが

約30万円という金額は大金ではあるが、

ローンで支払うには比較的少額だ。

この金額をローンで支払おうというお客さんはすでに初めから審査に不安を抱えるケースも少なくはない。

普通車はともかくとして大型などの異種免許は様々な事情で取得を目指すお客さんもいて

私は心から応援したい気持ちになるがローンの審査は私では何の力にもなれない。



さらには教習所の取り扱うローンは金利が非常に高く受付の際にも

お客さんも驚いてしまうことが多かった。

その金利は約15%だ。(教習所によって異なる、要確認だ)

これがいかに高いかは社会人の人ならお分かりいただけるであろう。

例えばトヨタで車を購入した場合、ローンを組むと金利は5~7%である。

もちろんこの金利を下げるセール期間もある。

(残価設定プランなら5%を下回るハズ)

大雑把な試算だが仮に30万円を金利15%で24回払いにすると

金利手数料は約49,000円となり

支払総額は約35万である。これは高い。

お金がない人ほどお金を払わなければならないという

かなしい実態だ。

ではなぜ教習所のローンはこれほどまでに高いのだろうか?

理由は2つある。

1つは運転免許に関するローンはクレジット会社にとってリスクの高い商品だからだ。

失礼な話になるが約30万円という額は誰もが運転免許を取得するという時代においては

用意しておきたい金額であり、これをローンでということになれば支払いが滞る可能性の高さを

クレジット会社は警戒する。

(人それぞれ事情があるだろう、

大変失礼なことを述べて申し訳ない。)

さらには、もし支払いが滞ってもクレジット会社は差し押さえるものが何もない。

住宅ローンなら土地や家を、自動車ローンなら名義がクレジット会社だから車を、

と差し押さえ対象となる物があるのでリスクが低いのだが

運転免許はこうはいかない。

リスクの高い商品であれば手数料を上げてバランスをとるしかないのだ。

2つ目は全体の金額の低さだ。

30万という金額を自動車ローンと同じような金利で

支払う場合を試算してみよう。

金利を5%で24回払いの場合、

金利手数料は¥15874となる。

これではクレジット会社は儲からない。

(損はしないだろうが、前述のリスクを考えれば無理だろう)

30万という金額はローンで支払う額としては少額なので

金利を上げなければクレジット会社は利益が出せない。

これらの理由で教習所のローンはとても高いのだ。



こうした様々な理由で私はローンの取り扱いが嫌いだった。

では他に教習所以外でローンを扱っている場所はといえば

じつはたくさんある、私も詳しくはないのだが

例えば銀行でも運転免許取得に力を貸してくれるローンもある。

そして金利はとても低い。(審査は当然厳しい)

私も実際にローンの案内をしていて各種金融機関も低金利で取り扱いをしている場合があることをお客さんに案内したことがあるがこれで結局は高い金利のローンになった。

恐らくは審査が通らなかったのだろう。

皆さんそれぞれに事情があるだろうが、

率直に言って教習所の扱うローンはお勧めしない。

ただでさえ今の教習所など通う価値がないのに、

さらに金利手数料などという

無駄なものを払ってほしくないのだ!

 



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