予約式

引き続き送迎バスについてだが、

今回は『予約式』について語っていく。

『路線バス方式』においてこの方式のメリット、デメリットについて述べてきたわけだが、

経営者目線でのデメリットは運行についてのコストが高いことである。

大まかに言えば車両代、燃料代、保険、人件費などであり、これをいつ乗車してくるか分からない教習生のために定時運行する必要があり閑散期の昼間のバスでは誰も乗っていないのに走行していることも多い。

(宣伝という意味では効果がないわけでもない)

経営者からすればこれを無駄でしかないのだろう。

まあ、いつ乗車してくるか分からないのだから大きなバスで運行するのはもったいないと考えることはもっともだ。

(教習所で一番無駄な存在は経営者一族たちだが)



このコスト高を解消しようとという目的で運用されたのが『予約式』である。

単純な話、路線バス方式のようにルートとバス停の通過時間はあらかじめ設定されているわけだが、その運行が教習生の事前の予約によって決まる。

需要がなければ走らない、無駄なコストはかからない、と経営者からすれば理想的な方式に見えるのだろう。

さらには予約が入っている地点だけにピンポイントで行けばいいのだから燃料代も節約できる。

化石燃料を非常に多く使う教習所業界だからこそこれは必要かもしれない。

教習生がバスについて予約できるのは多くの場合前日までであることが多い。

これは前日までに運行を決定しなければバス業務に従事するスタッフの出勤時間を伝えられないからだ。

しかしこの方式の一番のデメリットはここにある。

まず教習生は当日になって教習所に行こうと思ってもバスの予約は前日までなのだから別の交通手段で行かなければならない。反対に当日になって急病になったり急用ができて行けなくなった場合もバスを予約してしまっているわけだからバス予約自体をわざわざキャンセルしなければならない。いやご丁寧にキャンセルの連絡をしてくれる教習生はありがたい。たいていの場合は無断でキャンセルになるのでバスは結局は空振りに終わってしまう。これでは路線バス方式となんら変わらない。

教習生をお客様と呼ぶ教習所ほど結局はこのような顧客軽視なことばかりしている。

この方式は単純に言えば教習生が通いたいときに通えない方式なのだ。



さらにはこの方式は教習所内部に亀裂を生む要素を持っている。

予約式の場合、バス運行の有無など管理するスタッフが必要となる。

誰がどの路線に行くか、予約をまとめてドライバーに指示を出す役割である。

このような仕事は何の資格もないアルバイトで十分だ。しかし教習所にはそんなアルバイトはいないから事務スタッフが管理する場合がほとんどだ。事務スタッフは日ごろから指導員から何かと文句を言われやすい気の毒な立場であるから、バスのローテーションについては不平等が極力生じないように配慮する。

問題はバスのローテーションをクズ上司が管理する教習所のケースだ。

簡単に察することはできるだろうがクズ上司は人間関係に偏りがあり自分の都合がイコール会社の方針という人種だ。このような人間がバスのローテーションを組むと自分の好んだ人間にのみ都合のいいバスを与えたりする。例えば1時限目に間に合う早朝のバスを勤務すれば早く退社できたりするので特定の人間にのみこれを指定席のように与えたりしている。周りのスタッフはこうした現状にウンザリしつつやる気をなくしていく。

無能で愚かな上司が会社をダメにしていく典型的なケースだ。事務員の方がミスがなくて公平で優秀だ。

そしてアホな経営者はこうした現状を認識しておらず、クズ上司によって社内に入った亀裂が少しずつ大きくなっていることに気づかない。

今、教習所に通っていて送迎バスを利用している教習生の皆さん、指導員の人がバスを運行しているだろうか?

そしていつも同じ指導員がバスを運転しているとしたらそれは完全に腐りきった上司によって修復不能な亀裂によってバラバラになった教習所だ。そのような教習所ではまともな教習など受けられるはずはない!

スタッフはみな、やる気がないのだから!



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