原付教習②

以前に『原付教習』において、原付教習に現れる教習所の安全マインドの表れ方を述べてきた。

今回はその続きと考えていただきたい。

教習所の指導員の姿、というより服装はどのようなものだろうか?

教習所によって異なるわけだが冬季はブレザーのようなジャケット、夏季は襟の付いた半袖のシャツが大半に思う。最近では夏はボロシャツの教習所も多い。個人的には好ましく思う。これらは会社から支給されているケースがほとんどであるが、一部の教習所では制服がなく会社のガイドラインに沿って社員自身が自分で用意している教習所もある。この辺りは経営者の考えである。



さて夏場の原付教習ともなると指導員も暑い。あまりに汗をかき過ぎれば次の業務に影響してしまう。

自動二輪の教習を実施している教習所なら原付教習に従事する指導員は二輪教習時の格好に着替えることも多い。

「二輪指導員」で検索すると多くの画像が出てくる。当然ながら長袖長、ズボンでブーツ着用。手には乗車用のグローブだ。夏場の場合は生地が薄手なので転倒した場合の防御力は低いのだが、プロなので転倒などあり得ないとしておこう。要するに夏場でも肌の露出がないようにするのが基本で常識だ。

自動二輪の教習を実施していな教習所では原付教習の際に夏場の場合着替える指導員も多い。

しかしここで教習所の考え方というか上司の指導力が見て取れる。

まだ着替えない場合は半袖であっても長ズボンは着用している。しかし着替える指導員の多くは暑さを免れるために半袖。短パンというラフな格好に着替える。これはどう考えても異常である。

普段の格好のまま原付教習に当たるのならまだしも、敢えて肌の露出を増やしているのだ。

そもそも学科教習においては二輪車乗車時の服装として・・・

・肌の露出がなるべき少なくなるような服装をしましょう。

・他の運転者から見て、よく目につきやすいものを着るようにしましょう。

・げたやサンダルなど、運転の妨げになる履物をはいて運転してはいけません。

・夜間は、反射性の衣服または反射材のついた乗車用ヘルメットを着用するようにしましょう。

・同法者についても同様です。

と学科教本にも明記されているのだ。(ほぼそのまま抜粋さていただいた)

さらには教本の同ページには・・・

「脚部の負傷に注意

事故によるけがで最も多いのは脚部(足)です。」

とも書いてある。当然学科教習でもこれらは伝えられるわけだが、実際の指導員が原付教習の際に短パンをはいていては何の説得力もないし、安全教育への冒涜だ。



話しはこれにとどまる単純なものではない。

要するにその教習所では上司がこれは黙認しているということだ。

統率力、指導力のないい上司の教習所で安全教育などあり得ない。

そもそも上司や先輩指導員が良識や教養のなさからこうしたことを実施してきたので後輩指導員もそれに倣ってきたのだ。

原付教習は多くの場合、外からでも見える場所で実施している。気になる教習所があったら一度見てみると良い。

その教習所の安全教育に対する考え方が表れている。夏場限定ではあるが。

入校してきた教習生のことを真摯に考え対応する教習所か、表面的にはお客様と呼び裏では金儲けの餌としか考えない教習所かはこんなところを見れば少しは分かる。

任意だとか言っておいて金だけとっておいて原付教習を実施しない悪徳教習所も存在するが・・・

 

 



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