第二種運転免許の種類

『第二種運転免許とは』において大雑把な第二種運転免許(以下、二種免許とする)の概要を述べたが、二種免許にもいくつかの種類がある。

現在、二種免許は5種類存在する。過去に取得した人で現在になって、例えば3輪に限る、とかは除いている。

その5種類は、大型二種、中型二種、普通二種、大型特殊二種、牽引二種である。

・大型二種・・・乗車店員30人以上の自動車で旅客輸送する場合

・中型二種・・・乗車店員11人~29人の自動車で旅客輸送する場合

・普通二種・・・乗車店員10人以下の自動車で旅客輸送する場合

・大型特殊二種・・・大型特殊自動車で旅客輸送する場合

・牽引二種・・・牽引自動車で旅客輸送する場合

極端に大雑把に書いたが大特二種と牽引二種はまた違うところで述べているのでそちらを見てほしい。

普通二種免許の使い道は言うまでもなくタクシーである。あと地域によってかなり需要に差があるが運転代行業を営む場合にも必要である。二種免許取得において最も受験者が多いのがこれだ。

大型二種免許は普通二種と違って運転できる車両の乗車店員に限度がない。要するに大型バスで観光バスや路線バスを運転できるわけだ。今はどうか分からないが昔は子供にとってバスの運転士は憧れの職業でもあった。取得すれば仕事には困らないので取得しようと志す人は実はかなり多い。

さて中型二種免許である。乗車店員11人~29人の車両で旅客輸送、となるのだがどうにもキャラクターが中途半端だ。これを取得すれば普通二種も兼ねるのでタクシーはできる。しかしこれでなければできない仕事は、と言うと探すのが難しい。はっきり言い切ってしまえば要らない運転免許である。

この中型二種、実は昔は存在しなかった。一種免許にも昔は中型免許は存在しなかったわけだが平成19年の法改正で中型免許が新設された。それまでは普通(乗車店員10人以下)と大型免許(乗車店員11人以上)となっていたものが細分化されたわけだ。これに伴って二種免許も同様に中型が新設された。

余談だが平成29年に一種免許に準中型免許が新設されたが(複雑化するのもいい加減にしろと言いたい)、普通車と準中型車は乗車店員に差がないので二種免許には準中型は存在しない。

さてこの二種免許、以前は教習所で取得することはできなかった。

平成14年から指定自動車教習所でも普通二種、大型二種の運転免許が取得可能になった。

(当時は中型免許が存在しなかった)

それ以前は二種免許を取得しようとすれば公安委員会の実施する、いわゆる一発試験で合格しなければならなかった。(当然一発で済むはずがない。)

これまでで教習所の腐敗は散々申し上げてきた通りである。教習所で取得した免許など金で買っただけの代物で必要な知識も技量も備わっていない。

ということはそれ以前に二種免許を取得して活躍しているドライバーは今はともかく一定の知識と技術を身に付けて試験場で合格した者である。

最近になってデビューしたタクシーやバスのドライバーの多くは教習所出身である。

ということは残念ながら、、、である。

大特二種と牽引二種は試験場でしか取得できないので、ある意味本当に技量を有していなければ取得できない役には立たないが一定の敬意を払える運転免許である。

二種免許を取り扱う教習所は全体の中では少ないがここでは二種免許に潜む闇を語ろう。

まずは普通二種からだ。

 

 

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